多関節型三次元測定機

多関節型三次元測定機とは

小坂研究所の多関節型三次元測定機は、完全国産で使いやすさを追及した「VMCシリーズ」と大型ワークに適した「VSCシリーズ」のほか、誰でも簡単に測定できる「BeakMasterシリーズ」の3種類を展開しています。

VMCシリーズの特徴は、7つの関節による取り回しの良さと自由度の高さです。複雑な三次元自由曲面上でも滑らかに移動でき、複雑な形状や入り組んだ形状でも測定できます。

使いやすさの面では、アームを任意の位置で固定できたり、アームの先端を軽量化（20%）したりしてユーザーの負担を軽減。また、ボタン配置を最適化して操作性を向上させたほか、Wi-Fiやバッテリー対応（オプション）による本体の扱いやすさも魅力です。

VSCシリーズは、ユニットの上下移動に対応したことで最大可動範囲が広がり、大型ワークの測定が可能になりました。

BeakMasterシリーズは、人の手の動きと同じように直感的な操作ができるので、誰でも簡単に三次元計測が可能です。小さな設置スペース（300mm×300mm）で大きな測定範囲（プローブの到達最大直径が1600mm）なので、限られたスペースでも活躍します。さらに、ISO10360-12に準拠したクラス最高峰の測定精度をほこり、回転位置誤差0.015mm、長さ測定誤差0.015mmです。

多関節型三次元測定機の活用事例

自動車産業を中心に、重工業や建機、官公庁、鉄鋼業などで活用されています。

多関節型三次元測定機の仕様

多関節型三次元測定機のスペックは以下の通りです。