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2025.03.31
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三次元測定機の校正は、定められた周期で定期的に実施することが原則とされています。定期的な校正が必要な理由は、計測機がその期間中、適切に動作していたことを証明し、最終的には製品の品質保証につながるためです。
校正周期を定める最大の目的は、計測機が正しい精度を維持していたことを確認し、過去の測定データの信頼性を保証するためです。これにより計測機が適切な精度を維持できているかを確認できます。また、校正結果は、測定機の精度が保証されている証拠となるため、品質管理の重要な一環とされています。
ISO 9001:2015では、校正周期は「定められた間隔」とされていますが、具体的な期間は記載されていません。そのため、校正周期の設定にはいくつかの要素を考慮する必要があります。たとえば、メーカーが推奨する周期を参考にする方法や、設備に付帯する計測機の場合は設備の定期保全に合わせる方法があります。
一般的には1年に1回とすることが多いですが、重要設備では1か月毎、使用頻度が低い計測器では2年に1回とする場合もあります。最適な校正周期は、機器の使用状況や品質への影響を統合的に判断することが求められます。
校正を怠ると、計測データの信頼性が損なわれ、重大な問題に繋がる可能性があります。校正を行わない期間中、計測器の状態を確認できていないため、その間に取得したデータの正確性を保証できません。計測結果が正確である根拠を示せなくなるため、製品の品質保証にも影響を与えます。特に不良品が発生したときには、品質への影響がないことを後から証明することは非常に困難で、大きなリスクとなるでしょう。
三次元測定機の校正は、計測器の状態を確認しデータの信頼性を担保するため、定められた周期で行うことが重要です。校正を怠ると、計測精度や品質保証の証明ができず、重大なリスクを伴います。校正周期の設定は、ISO 9001:2015の指針や使用状況、リスク評価を考慮し、最適なスケジュールを策定しなければなりません。
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