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2025.03.17
2025.03.17
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同軸度とは、名のとおり2つの円筒の中心軸がどれほどズレているかを示す際に用いる値です。
データム軸直線に設定された軸に対して対象の軸のズレが、どの程度なら許容範囲かを提示するための幾何公差ともいえます。公差値には「Φ」をつけます。
データム軸線の中心からズレが0.3mm以内と規定する場合、「◎Φ0.3」と指定します。また、図面で記す際のJIS記号は◎(二重丸)を用います。
同心度は、データム円の中心点が他の円形形状の中心点とどの程度ズレているかを示す値です。公差値の表記には同じく「Φ」をつけます。
2つの外径の同心度を0.01mm以内と期待した場合、「◎Φ0.01」と指定します。
図面上の記号は同じく◎です。
同心度と同軸度の違いは、同心度が中心点のズレであるのに対して、同軸度は中心線のズレといえます。
同軸度の測定方法は簡単です。同軸度の基準要素となる円筒に対してスタイラスを当て円筒を構築できるだけの測定ポイントを計測し、次に対象要素となる円筒を同様に計測するだけです。測定結果の記録は測定機に保存され、レポート提出が可能なタイプであれば、入力ミスのリスクもありません。
スタイラスの当て方には、ポイント測定とオートトリガー測定の2つがあります。ポイント測定は測定の都度スタイラスを当てる測定方法で、オートトリガー測定はスタイラスを当てたまま移動し連続点の測定をおこなう方法です。
これらの方法により、スタイラスをポイント毎に退避させるのが困難な円筒内部でも、スパイラル状にスタイラスを当てたまま測定が可能です。
円筒度は基準となる円筒の軸線に対して、対象となる円筒の軸線がどのくらいの範囲に収まっているかの値とも言えます。
三次元測定機を使用すれば、基準要素と対象要素の測定ポイントにスタイラスを当てるだけで測定が可能です。また、測定結果は測定機に記録され、レポート提出が可能なタイプであれば、入力ミスの心配もありません。
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