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2025.03.31
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接触型三次元測定機とは、測定子(プローブ)を対象物に接触させ、三次元の座標を取得して幾何公差や寸法などを測定できる測定機です。測定結果の記録や、各種演算機能による値の算出も可能です。
三次元測定機は、マイクロメーターやノギスなどのハンドツールでは難しい測定にも対応できます。たとえば、仮想原点を基準に特定の点の座標を算出したり、測定した面や円などの要素を基に仮想点や仮想線を作成し、寸法評価や形状分析を行うことが可能です。幅広い測定ニーズに応えられる、非常に汎用性の高い測定機といえるでしょう。
三次元測定機は型によって、構成パーツや構造が異なります。また、測定する対象物の固定方法もそれぞれ違ってきます。
測定対象物をテーブルの上に置き、ベース上のテーブルが移動しながら測定を行うタイプの門型三次元測定機です。門型構造が固定されているため剛性が高く、テーブルがベース上を移動することで安定した測定が可能です。そのため、高精度の三次元測定機にてよく用いられる構造です。
本タイプは、以下3つの要素から構成されています。
・門形構造上を水平移動可能なX軸キャリッジ
・ベース上を水平移動可能なY軸テーブル
・キャリッジを垂直移動するZ軸ラム
測定対象物をベースの上に置き、門型構造部分が移動しながら測定を行うタイプの門型三次元測定機です。この構造は多くの門型三次元測定機に採用されており、一般的に普及しています。
本タイプは、以下3つの要素から構成されています。
・門型構造上の水平移動を行うX軸キャリッジ
・ベース上を水平移動可能なY軸門型構造
・キャリッジを垂直移動するZ軸ラム
定盤横に設けたガイドウェイに沿って動作する支柱が移動しながら測定する、片持ちタイプの三次元測定機です。アームが横から測定対象にアクセスできるため、Z軸が上から移動する測定機では測定困難な形状の物の測定も可能です。定盤の両側に設置し、ダブルアームで測定することも可能です。
本タイプは、以下3つの要素から構成されています。
・支柱に取付けられた水平方向に移動するX軸アーム
・定盤に沿って移動するY軸支柱
・支柱上を垂直移動するZ軸キャリッジ
左右に設けられたガントリー構造上を門が移動して測定するタイプの三次元測定機です。大型ワークを高精度に測定することが可能な設計となっています。
本タイプは以下3つの要素から構成されています。
・門型構造上を水平移動可能なX軸キャリッジ
・ガントリー上を水平移動可能なY軸門型構造
・キャリッジ付随の垂直移動可能なZ軸ラム
接触型三次元測定機では、接触子を用いて複雑な形状の寸法や幾何公差の測定が可能です。
また、測定機の型により構造や測定可能な対象物のサイズ、測定精度も変わってきます。
測定したい対象物や方法、精度に見合った測定機を選びましょう。
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三次元測定機メーカー3社(※)が提供している、据置型・ポータブル型・大型測定対象物測定機・ショップフロア向け三次元測定機などの製品を調査し、先進の三次元測定機を選出しました。ここではその中から、様々なニーズに合わせて分かりやすく、「高精度・高効率な三次元測定機」「手頃な価格帯の三次元測定機」「省スペース・手軽な三次元測定機」の3つのタイプに分けて比較・解説していきます。 ※Googleで「三次元測定機 メーカー」と検索し、表示される三次元測定機メーカーを3社選出しました。(2024年2月調査時点)
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