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2025.03.14
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倣い測定とは、スキャニングプローブを使用し、先端に丸い球体が付いたスタイラスで測定対象物の表面をなぞりながら座標を取得する測定方法です。接触式形状スキャニングとも呼ばれ、真円度、非球面、自由曲面、平面度など、多数の座標点が必要な測定場面で真価を発揮します。
精密微細歯車や非球面形状のレンズ、精密金型やインペラの測定など、さまざまな製品に用いられています。
「真円度」とは、測定対象物である円形の形状が幾何学的に正しい円と比べてどの程度の差異があるかを示す値です。どのようなきれいな円であっても、歪みやうねりは存在します。この歪みやうねりの具合を示すのが「真円度」です。
真円度の求め方は、最大径から最小径を引き、その値を2で割った値として計算します。例えば、最大径が10.23で最小径が9.91の場合、真円度は0.16になります。
なお、「真円度」と似たものに「円筒度」がありますが、評価する対象や評価の範囲が異なります。真円度が任意の断面がどれだけ円に近いかを示す指標であるのに対し、円筒度は全体がどれだけ理想的な円筒形に近いかを示す指標になります。
真円度の測定には、測定方法が2つあります。
3点法の測定では、対象物を一回転させて、軸と直角方向の差異を測定します。この操作を、必要な箇所の断面で繰り返して行います。
2点法の測定では、対象物を一回転させて、直径の変動を測定します。この操作を、必要な箇所の断面で繰り返して行います。
三次元測定機では様々な形状のものが測定可能です。しかし、それぞれの対象物の形状に応じて測定項目が設定されるため、どの項目を測るべきなのかを慎重に判断する必要があります。
真円度や自由曲面を測定したい場合は、今回紹介した倣い測定を行ってみてください。
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